昨晩すこし外出していたので今日になって改正介護保険法の議事を厚労省のサイトから
プリントアウトして、関係箇所だけを抜粋して読んでみた。
第88回社会保障審議会介護給付費分科会資料(平成24年1月25日開催)訪問介護、訪問看護、通所介護等々、「介護保険法始まって以来11年来の介護報酬大幅ダウン」の文字が
ニュースでも大きく踊っているが、どういう解釈をしていけばいいのか詳細を大阪府庁へ聞いてみたが、
「よんでない」ととんでもないお返事

おいおい…。かろうじてお話しいただいたのは、「厚労省からの公文をこれからよみこんで集団指導までにはお知らせしたい」とのことだったが、くいさがったところ、「3月中にはホームページで解釈をだします」と。
これも優等生的見解。
しかたないから、先輩コンサルタントと、そこからいただける情報を自分なりに計算機叩いて解釈しておつたえしていくしかないのかな。と思っています。
ちなみに、訪問介護のサービス提供責任者が2級の場合、10%減算とのことだが、
これって、優秀なサー責で2級しかないということを「売り」にして、10%OFFで営業していけば、
ヘルパーのサービス回数も増えるし、少しばかり利用者様のお財布にも優しいということを
それも逆の活用になるのではないかなと思ったりして。

さて、いつも御ブログ拝読させていただいている
菊地雅洋先生の「人を語らずして介護を語るな」の
第2弾「人を語らずして介護を語るな2~傍らにいることが許される者」が、
奇しくも昨日の「平成24年度介護報酬改定」同日に発刊されました。

目次を見て、ゾクっとしました。
目次だけスキャニングで読んだだけでも、
「自分で書きたいこと」、
「そう!これ!と共感しそうなこと」、そして、
「当たり前と諦めそうなことへのまさかの提言」等、珠玉のごとく列記されています。
発売は昨日とのことですが、店前に並ぶのは2月以降になるようです。
昨日の改正介護保険法の動揺も冷めぬうちに読むべき本と思いました。
第1章 愛を語らずして福祉を語るな 【書き下ろし】
震災を超えて――生きる希望
傍らにいることが許される者であるために。
地域包括ケアシステムは機能するのか?
社会福祉援助者としての使命
第2章 現実に立ち向かうために
見えない自らの醜さ――厚顔無恥のケアマネに泣かされる市民
闇にきらめく…。
虐待は感覚麻痺の延長線上にあり
心の闇はどこから生まれるのか。
介護支援専門員資格更新制度は必要なのか。
介護認定ソフトはなぜ変えられる
施設介護支援専門員の不要論を検証する
他職種から介護職への転向が進まない理由
社会福祉に内包される非科学性
第3章 心の声が聞こえるか
悪意のない悪魔
自立支援という言葉に騙されるな
個別状況への配慮がない自立支援は強制労働よりひどい
ケアプラン作成義務を争った訴訟と判決の行方
結果責任と信じる力
悪平等の弊害
生活課題を「したいの山」にしない工夫
異説ケアマネ論――何でもする人になるな
認知症ケアの基本も「常識」から
認知症をニンチと略すな!
非常識を作り出してきたもの
変わる利用者の表情――回想法を通して考えたこと
第4章 介護の日常を生きる
人を受容するとはどういうことか
どちらになりたいのですか?
奇声を発する人々の心
求められる生活支援とは何か
最晩年に寄り添うという意味
暮らしの場での制限は最小限に
忘れられない大切な時間を過ごせました。
出てこい地球人
介護歳時記
どうしようもなく北海道人
赤い似顔絵
初任給の使い道
チームワークを生み出す動機づけ
真夏の鍋は人情で喰らう
話下手の講演心得
かすみ草
潜在光景
みつめてほしい。
歳月・旅路・思い
永遠はどこにも存在しない
幸せを願う心、妬む心。
あとがきに代えて
介護福祉士とその資格を目指す皆さんに伝えたいこと。気づく人、愛する人でいてください。
発刊記念キャンペーン中(4月30日までの予約は送料無料)
ネットからの購入は
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『人を語らずして介護を語るな2~傍らにいることが許される者』
著者:菊地雅洋
発行:ヒューマン・ヘルスケア・システム
税込価格:1,890円
体裁:四六判256ページ
発売日:2012年1月下旬予定⇒好評発売中
ISBN:978-4-902884-21-0
以下より参考にいたしました。
『masaの介護福祉情報裏板』
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